こんにちは、もーちゃんです!
今回は、『反応しない練習 ~あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」~ 』(草薙龍瞬)を紹介させていただきます。
そんな人に読んでほしいのが本書です!
もーちゃん
本書の著者は草薙龍瞬さん。
東大法学部卒業の僧侶で、実用的な仏教の考え方の本質を伝える活動をしている方です。
もーちゃん
気持ちは分かります。
しかし、本書は、
現代人の人生にも使える
原始仏教の合理的な考え方
が分かりやすく紹介されておりますので、うさんくさい内容ではございません!
ぜひご安心ください!
もーちゃん
ぜひ本書を読んで、考え方や手法を学んだ上で、日常生活で実践いただき、悩みの解消に役立てていただければ幸いです。
では、さっそく本題へ。
※本記事は私の勝手な主観で書籍を紹介します。内容や解釈等が異なる点があるかと思いますがご容赦ください。正確な内容は実際の書籍をお読みいただければ幸いです。
目次
ムダな反応をしない
あなたは日々、ムダな「心の反応」をしていないでしょうか。
もーちゃん
○他人からの余計な一言にイラッ
上司
○他人の行動に不満を感じる
(例)電車の中でお年寄りが立っているのに、若い人が席を譲らない光景を見たとき
○他人との比較で落ち込む
(例)SNSで高収入の友人の華麗なる日常を目の当たりにしたとき
など
人の悩みはどれも心の反応から始まっています。
悩みが生まれるのは、日々、あなたがムダに反応しているからです。
つまり、ムダな心の反応をしなければ、あなたは悩みから解放されます。
もーちゃん
本書を読んで、自分の心の反応について理解し、ムダな反応をしないための考え方を学べば、悩みを解消することが可能です。
本記事では、本書の中から、主に以下の2つの解消法について、ご紹介させていただきます。
- 心の反応を見る
- 合理的に考える
もーちゃん
心の反応を見る
心のムダな反応を抑えるには、まずは自分自身の心の反応を見ることが大切です。
もーちゃん
イラッとする、不安を感じるなど、心が反応するような出来事が起こったら、
まずは、「自分自身の心の状態を見る」ことで、ムダな反応を抑えることができます。
具体的には、心の状態を言語化して客観視してみる、座禅や瞑想を取り入れてみるなどの手法があります。
- 心の状態を言語化して客観視してみる
あ、私、今イライラしているなあ、僕、今不安を感じているな
など、自分の心の状態を言葉にしてみましょう。
自分の心を客観視するイメージを持つことで、ざわついた心を静かにさせることができます。 - 座禅、瞑想
今、ここだけに集中することで雑念を取り払うことができます。
ちなみに、私も日常の生活に瞑想を取り入れています。
私は、中学時代の部活で、定期的に座禅をしていた経験があったので、抵抗感なく日常に取り入れることができました。
もーちゃん
現在は、以下のような日常生活の場面で瞑想を取り入れています。
- 寝る前
- なんとなく心が乱れていると感じたとき
- 不安感に苛まれたとき など
やり方も中学時代の経験を基にした自己流です。
場所も気にせず(お寺までは行きません)、姿勢も気にせず、目を閉じて、呼吸の数を数えることだけに集中しています。
もーちゃん
私の場合、日々の瞑想で、以下のような効果を感じています。
効果(個人の感想です)
- 心がムダに反応しそうなとき、「ま、いっか」と落ち着いて流すことができる
- 集中力が上がる
- 生産性が上がる
- 気持ちに余裕ができる など
心のムダな反応を抑えるには、まずは、自分に合った手法で、自分の心の状態を見て、心を落ち着かせましょう。
そして、次章の「合理的に考える」を併せて活用すれば、悩みは軽減されるはずです!
合理的に考える
自分の心の反応を見て、心を落ち着かせることができたら、
次は、自分の目的にフォーカスして、合理的に考えることで、
悩みを軽減することができます。
もーちゃん
- 余計なことは判断しない
- 勝ち負けや優劣にこだわる性格をやめる
余計なことは判断しない
日々、余計な判断、ムダな判断をしていないでしょうか?
自分の自尊心を満たすためだけのムダな判断は、悩みの原因となります。
合理的に考えて、自分の目指す結果(目的)に有益とならないムダな判断はやめましょう。
もーちゃん
【例①】
○他人からの余計な一言にイラッ
上司
→上司からの余計な一言は、自分の目指す結果(目的)に関係ない。
→軽く受け流せばよい。上司と距離を取ればよい。イライラするだけムダ。
※どうしても心が苦しい場合は、然るべき窓口に相談するなどの対応をとりましょう。
【例②】
○電車の中でお年寄りが立っているのに、若い人が席を譲らない光景を見たとき
→自分の人生の目指す結果(目的)に関係がない。
→そもそもあなたの問題ではない。当人達に任せればよい。
(当人達の事情もあるかもしれない。若い人が座りたい理由(病気、妊娠など)があるかもしれないし、お年寄りも近場で降りるかもしれない。)
【例③】
○SNSで高収入の友人の華麗なる日常を目の当たりにしたとき
→友人の収入や生活は、自分の人生の目指す結果(目的)に関係がない。
→他人と比較する必要はない。自分の人生の目標に進めばよい。
まずは、クールに、自分の目的を考えて、
「あ、今、ムダな判断をしてる」
と気づくことが大切です。
【例】
(自分のムダな判断に気づく)
また、「人は人。自分は自分。」と明確な境界線を引き、考えすぎないことも大切です。
【例】
もーちゃん
勝ち負けや優劣にこだわる性格をやめる
日頃から、つい他人と比べてしまっていませんか?
など
もーちゃん
他人との比較は、万人共通の悩みの原因。
他人と比較してしまうことで、悩みは永遠につきません。
もーちゃん
さて、ここでの解決策もやはりこれ。
もーちゃん
自分の人生の目的や方向性を考え、物事に対する自分なりの基準を定めれば、他人のことは気にならなくなります。
悩みも軽減します。
もーちゃん
- 出世することがあなたの人生の目的か
- 収入アップが目的であれば、ほかの手法もある(転職、副業、投資など)
- 自分や家族が不自由なく暮らせることが目的であれば、自分のペースで出世を目指したり、収入を増やせばよいのではないか など
- 友人よりハイブランドのモノを所有することが目的か
- 自分が満足できるモノでよいのではないか(上には上がいてキリがない)
- 自分の人生で、ほかに優先順位が高いものがあるのではないか など
もーちゃん
もーちゃん
私の場合、自分の人生の目的を考えて、自分が人生で大事にしたい価値観をはっきりさせたことで、
自分が揺らぎにくくなり、余計な判断が減って、悩みが激減しました。
もーちゃん
ちなみに、現時点の、私の優先度が高い価値観は以下のとおりです。
- 家族
- 人間関係(特に友人)
- 学び(読書、経験、尊敬する人の話を聞くなど)
もーちゃん
例えば、
- 昇進について、焦らずに考えることができるようになった
→同僚は昇進試験を受けるが、自分は転職活動を視野に入れた資格試験を優先しよう - 家、車などにこだわらなくなった
→周りの人は新築や新車を購入するが、ほかに優先したいものがあるため、自分は賃貸や中古車でよい - 資産形成を焦らなくなった
→周りの人は新NISAの増額をしているが、家計の現状と目標の資産額を考えて、増額は一旦ステイ
など
「価値観」や「価値観マップ」などでネット検索すれば、色々な方法が出てくると思います。
自分に合ったやり方を探してみてください。
もーちゃん
私の場合は、『ザ・ミッション 人生の目的の見つけ方』(ドクター・ジョン・F・ディマティーニ)を参考に、自分の価値観を定期的に見直しています
面倒かもしれませんが、価値観は変わりゆくものですので、時間を取って、定期的に見直すことをおすすめします!
もーちゃん
まとめ
今回は、『反応しない練習 ~あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」~ 』(草薙龍瞬)をご紹介させていただきました。
もーちゃん
ムダな反応をしない
人の悩みはどれも心の反応から始まっています。
ムダな心の反応をしなければ、あなたは悩みから解放されます。
もーちゃん
心の反応を見る
「自分自身の心の状態を見る」ことで、ムダな反応を抑えることができます。
具体的には、以下のような方法があります。
- 心の状態を言語化して客観視してみる
- 座禅、瞑想
など
もーちゃん
合理的に考える
自分の目的にフォーカスして、合理的に考えることで、悩みを軽減することができます。
- 自分の目指す結果(目的)に有益とならない余計な判断はやめる
- 他人と比べない、優劣にこだわらない
など
もーちゃん
本書の内容は、私の大好きな名著『嫌われる勇気』(岸見一郎、古賀史健)の考え方にも通じるところがあるなー、と感じました。
言わずと知れた名著ですし、会話形式で読みやすい本ですので、ご関心がある方は、ぜひご一読ください。
【関連記事】
皆様の悩みが少しでも軽減されることを願っています!
ではでは~