こんにちは、もーちゃんです!
今回は、『雑談の一流、二流、三流』(桐生 稔)を紹介させていただきます。
このような人間関係の構築について、悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
もーちゃん
人間関係の構築で大切なものは、雑談です。
もーちゃん
雑談で大切なことは、相手に安心感や心地良さを与え、「この人と話したい」と思われることです。
これは話の内容ではなく、誰でも身につけられる技術で達成可能です。
本書は、雑談の各技術について、
- 三流は、こうする。
- 二流は、こうする。
- 一流は、こうする。
という感じで、一般的にやりがちな方法と一流の方法を比較し、一流の技術と効果をわかりやすく伝えてくれます。
もーちゃん
もーちゃん
本書を読めば、雑談の一流の技術を身につけることができ、
結果、仲を深めたい人と良い関係性を構築できることでしょう!
もーちゃん
では、さっそく本題へ。
※本記事は私の勝手な主観で書籍を紹介します。内容や解釈等が異なる点があるかと思いますがご容赦ください。正確な内容は実際の書籍をお読みいただければ幸いです。
目次
一流は、相手に焦点を当てる
一流は、相手に焦点を当てて、雑談をします。
人が一番興味があるのは「自分」です。
他人については、それほど興味がありません。
もーちゃん
雑談についても同様です。
人は自分の話をしたい生き物です。
ですので、話題の中心が相手になるようにすれば、相手は気持ちよく話してくれます。
逆に言うと、人は油断すると自分の話ばかりしがちです。
もーちゃん
人は他人の話にそれほど興味はありません。
自分の話ばかりされると、相手は心地良さを感じにくく、「またこの人と話したい。」と思ってくれません。
もーちゃん
一流は、話させ上手
質問をすることで、相手の話を引き出しましょう。
一流は、質問を使って、相手が話しやすい会話に導きます。
もーちゃん
「毎日すること」をテーマに話す(食事、運動、仕事、お金、睡眠)
一流は、「誰もが興味があるネタ」から雑談を始めます。
「誰もが興味があるネタ」とは、人が毎日することの以下の5つです。
- 食べること
- 動くこと
- 働くこと
- お金を使うこと
- 寝ること
もーちゃん
【もーちゃんの使用例】
1.食事
- 「最近、おすすめのお店(or食べ物)ありますか?」
- 「先日、教えてもらったお店(or食べ物)、美味しかったです!どうやって見つけたのですか?」etc
みんな大好き食事のお話。
大抵の人が自分のオススメを持っており、「人に伝えたい!」という気持ちがあるため、気持ちよく話してくれます。
また、私としては、教えてもらったら早めに食べてみて、相手に感想を伝えるように心がけています。
もーちゃん
3.仕事
- 「最近お疲れみたいですね・・・。お仕事が大変な時期ですか?」etc
みんな大好き苦労話(笑)
現代人はみんな忙しい!
「自分の苦労を聞いて!」と思っている人が多いように感じます。
ですので、仕事の話を尋ねると、相手の大変な仕事のことを話してくれる人が多いです。
1~5は誰もが話せるテーマなので、どんな相手でも手軽に雑談を始められます。
ぜひ試してみてくださいね。
話を進める接続詞で話させる
一流は、話を進める接続詞を使って、どんどん相手に話させます。
そうすることで、「自分の話を聞いてほしい!」という欲求を満たしてあげるのです。
もーちゃん
- 「ということは」
- 「そうすると」
- 「ちなみに」etc
もーちゃん
【例】
- 「ジョギングが趣味なんですね。ということは、マラソン大会とか出場されるんですか?」
- 「睡眠に気をつけていらっしゃるんですね。ちなみに、こだわりの寝具とかあるんですか?」etc
相手は、自身の話が発展していくので、気持ちよく話してくれると思います。
相違点から広げる
もーちゃん
もーちゃん
一流は、相手との相違点から話を広げます。
相違点に興味を持って、相手からどんどん話を引き出していくのです。
【例】
- 「○○会社にお勤めなんですね。その業界に詳しくないのですが、やはり大変ですか?」
- 「洋画がお好きなんですね。私はあまり観ないのですが、おすすめはありますか?」etc
相違点にこちらが興味を示せば、相手も喜んで話してくれます。
共通点が見つかればたしかに話が盛り上がりますが、共通点はなかなか見つかるものではありません。
相違点の方が圧倒的に多いものです。
一流は、あえて隙を見せる
一流は、あえて隙を見せて、相手に安心感を与えます。
もーちゃん
一流は、自分を良く見せようとしません。
- 失敗談をあえて話す
- 苦手なこと、不得意なことを話す etc
少し抜けている自分について開示することで、相手に親しみやすい印象と安心感を与えます。
結果、上司や周りの人から可愛がられ、助けてもらいやすくなります。
※ただし、やりすぎは禁物。自虐的な話題が多いとネガティブな印象を与えます。
ギャップが大切です。
- 仕事はバリバリやる。
- 時々、隙を見せる。
みたいなバランスが丁度良いです。
もーちゃん
また、人に教えを乞うときにも、隙を見せると良いと思います。
【例】
上司
自分を下げて教えを乞うと、すんなり教えてくれる人が多いです。
人は「教えたい、継承したい」と思っている生き物です。
「どうしたら、あなたのようになれるか?」と尋ねると、気持ちよく教えてくれるはずです。
また、必死で教えてもらおうとする姿勢は可愛がられ、関係性を構築できます。
もーちゃん
目的は、相手に安心感を与え、「またこの人と話したい。」という関係性を構築し、成果を得ることです。
もーちゃん
一流は、役割を見極める
もーちゃん
もーちゃん
飲み会などの多人数の雑談の場合、一流は、自分の役割を見極め、不足している役割を担います。
もーちゃん
多人数の雑談の場合、主に3つの役割に分かれます。
- まわす人
- 話す人
- 聞く人
一流は、その場に不足している役割を担うことで、場を最適化するのです。
【例】
- 「今日は積極的に話す人が多いな。」→聞く人を担う
- 「今日は場を仕切ってくれる人がいないな。」→まわす人を担う
みたいな感じです。
もーちゃん
私自身もよく飲み会のときにこの手法を使っています。
私の場合、
- 基本スタンスは「聞く人」
- 積極的に話す人がいないなーってときに「まわす人」
を担うことが多い気がしています。
もーちゃん
誰かに振れば誰かが話し始め、会話が発展して(もしくは発展させて)いきますし、
自分の話をするにしても、短く終わって、次の人に振るよう心がけています。
もーちゃん
また、個人的に気をつけているのが、各役割の人をサポートすることです。
例えば、
- 今日は「聞く人」を担ってたけど、別の「まわす人」が長く喋り始めちゃった・・・。
→「〇〇さんはどう?」と別の人に話を振ったり、足りない飲み物をオーダーしたり(=「まわす人」をサポート)
あと、「まわす人」を担うときは、無理せずに「さり気なさ」を意識しています。
もーちゃん
ちなみに、(完全に主観ですが、)この役割を見極めるスキルは合コン等で活きた気がします(笑)
まとめ
人間関係の構築で大切なものは、雑談です。
雑談で大切なことは、相手に安心感や心地良さを与え、「この人と話したい」と思われることです。
本書を読めば、雑談の一流の技術を身につけることができ、良い人間関係の構築を可能にします。
一流は、相手に焦点を当てる
一流は、相手に焦点を当てて、雑談をします。
話題の中心が相手になるようにすれば、相手は気持ちよく話してくれます。
もーちゃん
一流は、話させ上手
一流は、質問を使って、相手の話を引き出します。
具体的な雑談のテーマや話の引き出す手法の例は下記のとおりです。
- 「毎日すること」をテーマに話す(食事、運動、仕事、お金、睡眠)
- 話を進める接続詞で話させる(「ということは」、「ちなみに」etc)
- 相手との相違点に興味を持ち、相違点から話を広げる etc
もーちゃん
一流は、あえて隙を見せる
一流は、あえて隙を見せて、相手に安心感を与えます。
少し抜けている自分について開示することで、相手に親しみやすい印象を与えます。
結果、周りの人から可愛がられ、助けてもらいやすくなります。
もーちゃん
一流は、役割を見極める
飲み会などの多人数の雑談の場合、一流は、自分の役割を見極め、不足している役割を担います。
- まわす人
- 話す人
- 聞く人
一流は、不足している役割を担うことで、場を最適化するのです。
雑談で大切なのは、話の内容や面白さではなく、技術であることをご理解いただけたでしょうか?
また、本書に載っている技術は、意識していれば誰でもできるような技術ばかりです。
もーちゃん
本書には、紹介しきれなかった内容がまだまだ沢山書かれていますので、ぜひ読んでみてください。
ではでは~