雑談の一流、二流、三流(桐生 稔)

こんにちは、もーちゃんです!

今回は、『雑談の一流、二流、三流』(桐生 稔)を紹介させていただきます。

仲良くなりたい人がいるのに、うまく話せない・・・。

もっと顧客や取引先との距離が縮まれば、営業成績も上がるのに・・・。

 

このような人間関係の構築について、悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

 

もーちゃん

そんな人にオススメなのが本書です!

 

人間関係の構築で大切なものは、雑談です。

 

それはわかるけど、コミュ力が低いから困っているんだよ。面白い話ができる自信も無いし。

もーちゃん

面白い内容を話す必要はありません。

 

雑談で大切なことは、相手に安心感や心地良さを与え、「この人と話したい」と思われることです。

これは話の内容ではなく、誰でも身につけられる技術で達成可能です。

 

本書は、雑談の各技術について、

 

  • 三流は、こうする。
  • 二流は、こうする。
  • 一流は、こうする。

 

という感じで、一般的にやりがちな方法と一流の方法を比較し、一流の技術と効果をわかりやすく伝えてくれます。

 

もーちゃん

あれ?自信あったのに二流のやり方だった・・・。

もーちゃん

みたいな項目がいくつもあって、楽しめながら読めました!

 

本書を読めば、雑談の一流の技術を身につけることができ、

結果、仲を深めたい人と良い関係性を構築できることでしょう!

 

もーちゃん

今回も私が印象に残った箇所を紹介いたします。ぜひ実際に本書を手にとって読んでみてくださいねー。

 

では、さっそく本題へ。

 

※本記事は私の勝手な主観で書籍を紹介します。内容や解釈等が異なる点があるかと思いますがご容赦ください。正確な内容は実際の書籍をお読みいただければ幸いです。

一流は、相手に焦点を当てる

一流は、相手に焦点を当てて、雑談をします。

 

人が一番興味があるのは「自分」です。

他人については、それほど興味がありません。

 

えー。ちゃんと他の人にも興味を持ってるよ。

もーちゃん

例えば、集合写真とか。見ているのは自分ばかりじゃないですか?

・・・たしかに。

 

雑談についても同様です。

人は自分の話をしたい生き物です。

ですので、話題の中心が相手になるようにすれば、相手は気持ちよく話してくれます。

 

逆に言うと、人は油断すると自分の話ばかりしがちです。

もーちゃん

はい、私がそうです。よく話しすぎて後悔してます(笑)

 

人は他人の話にそれほど興味はありません。

自分の話ばかりされると、相手は心地良さを感じにくく、「またこの人と話したい。」と思ってくれません。

たしかに。自分の話しかしない上司とか不快でしかないもんなー。

もーちゃん

雑談の一流は、「話題の中心は相手」をしっかり心得ている人なのです。

 

一流は、話させ上手

相手を話題の中心にすることはわかったけど、具体的にどうすればいいの?

質問をすることで、相手の話を引き出しましょう。

一流は、質問を使って、相手が話しやすい会話に導きます。

 

何を質問すればいいかわからないんだよね・・・。

もーちゃん

本書に載っている手法をいくつか紹介しますね!

 

「毎日すること」をテーマに話す(食事、運動、仕事、お金、睡眠)

一流は、「誰もが興味があるネタ」から雑談を始めます。

「誰もが興味があるネタ」とは、人が毎日することの以下の5つです。

 

  1. 食べること
  2. 動くこと
  3. 働くこと
  4. お金を使うこと
  5. 寝ること

 

もーちゃん

私としては、1.食事3.仕事の話をよく使います。

 

【もーちゃんの使用例】

1.食事

  • 「最近、おすすめのお店(or食べ物)ありますか?」
  • 「先日、教えてもらったお店(or食べ物)、美味しかったです!どうやって見つけたのですか?」etc

 

みんな大好き食事のお話。

 

大抵の人が自分のオススメを持っており、「人に伝えたい!」という気持ちがあるため、気持ちよく話してくれます。

 

また、私としては、教えてもらったら早めに食べてみて、相手に感想を伝えるように心がけています。

 

もーちゃん

さらに話も広がりますし、相手に好意や安心感を持ってもらえますよ。

 

 

 

3.仕事

  • 「最近お疲れみたいですね・・・。お仕事が大変な時期ですか?」etc

 

みんな大好き苦労話(笑)

 

現代人はみんな忙しい!

 

「自分の苦労を聞いて!」と思っている人が多いように感じます。

 

ですので、仕事の話を尋ねると、相手の大変な仕事のことを話してくれる人が多いです。

 

たしかに。「仕事での苦労話」は聞いてもらいたいかも。

 

1~5は誰もが話せるテーマなので、どんな相手でも手軽に雑談を始められます。

ぜひ試してみてくださいね。

 

話を進める接続詞で話させる

一流は、話を進める接続詞を使って、どんどん相手に話させます。

そうすることで、「自分の話を聞いてほしい!」という欲求を満たしてあげるのです。

 

話を進める接続詞

もーちゃん

たとえば、次のような接続詞です。

 

  • 「ということは」
  • 「そうすると」
  • 「ちなみに」etc

 

もーちゃん

具体的には、以下のように使います。

 

【例】

  • 「ジョギングが趣味なんですね。ということは、マラソン大会とか出場されるんですか?」
  • 「睡眠に気をつけていらっしゃるんですね。ちなみに、こだわりの寝具とかあるんですか?」etc

 

雑談が始まったら、話を進める接続詞で、どんどん相手から話を引き出すんだね!

 

相手は、自身の話が発展していくので、気持ちよく話してくれると思います。

 

相違点から広げる

もーちゃん

雑談を盛り上げたいとき、相手との共通点を探していませんか?

よくやる!出身とか趣味とか共通の知り合いとか。共通点があると一気に親近感が湧くよね。

もーちゃん

それ二流です。

ええ!?

 

一流は、相手との相違点から話を広げます。

相違点に興味を持って、相手からどんどん話を引き出していくのです。

 

【例】

  • 「○○会社にお勤めなんですね。その業界に詳しくないのですが、やはり大変ですか?」
  • 「洋画がお好きなんですね。私はあまり観ないのですが、おすすめはありますか?」etc

 

相違点にこちらが興味を示せば、相手も喜んで話してくれます。

共通点が見つかればたしかに話が盛り上がりますが、共通点はなかなか見つかるものではありません。

相違点の方が圧倒的に多いものです。

無理に共通点を探さなくていいんだね。

 

一流は、あえて隙を見せる

一流は、あえて隙を見せて、相手に安心感を与えます。

 

どーゆーこと?

もーちゃん

一流は、少し抜けている感を出して、親しみやすくしているのです。

 

一流は、自分を良く見せようとしません。

 

  • 失敗談をあえて話す
  • 苦手なこと、不得意なことを話す etc

 

少し抜けている自分について開示することで、相手に親しみやすい印象安心感を与えます。

結果、上司や周りの人から可愛がられ、助けてもらいやすくなります。

※ただし、やりすぎは禁物。自虐的な話題が多いとネガティブな印象を与えます。

 

でも、仕事ができない奴、ダメな奴と思われないか不安だよ。

 

ギャップが大切です。

 

  • 仕事はバリバリやる。
  • 時々、隙を見せる。

 

みたいなバランスが丁度良いです。

 

もーちゃん

ギャップ萌えを狙いましょう(笑)

 

また、人に教えを乞うときにも、隙を見せると良いと思います。

 

【例】

自分の勉強不足で・・・。なぜここがこうなるのかわからないんです。

上司

しょうがないなー。ここはこうだからこうなるんだよ。

 

自分を下げて教えを乞うと、すんなり教えてくれる人が多いです。

人は「教えたい、継承したい」と思っている生き物です。

「どうしたら、あなたのようになれるか?」と尋ねると、気持ちよく教えてくれるはずです。

また、必死で教えてもらおうとする姿勢は可愛がられ、関係性を構築できます。

 

もーちゃん

時々、自分を良く見せようする人がいますが、逆効果です。相手に良い印象を与えません。

 

目的は、相手に安心感を与え、「またこの人と話したい。」という関係性を構築し、成果を得ることです。

もーちゃん

一流は、この目的をしっかり理解しているんですね。

 

一流は、役割を見極める

もーちゃん

飲み会で、どう立ち振る舞うことが多いですか?

場を盛り上げるために、頑張って話そうとするよ!

もーちゃん

それ二流です。

またかー!!

 

飲み会などの多人数の雑談の場合、一流は、自分の役割を見極め、不足している役割を担います。

 

???

もーちゃん

詳しく説明しますね。

 

多人数の雑談の場合、主に3つの役割に分かれます。

 

  1. まわす人
  2. 話す人
  3. 聞く人

 

一流は、その場に不足している役割を担うことで、場を最適化するのです。

 

【例】

  • 「今日は積極的に話す人が多いな。」→聞く人を担う
  • 「今日は場を仕切ってくれる人がいないな。」→まわす人を担う

 

みたいな感じです。

 

そっか。話す人が多い中で頑張って話しても、会話が渋滞しちゃうよね。

もーちゃん

逆に消極的な人ばかりなのに聞き役に徹しても会話がはずまないですよね。

 

私自身もよく飲み会のときにこの手法を使っています。

私の場合、

 

  • 基本スタンスは「聞く人
  • 積極的に話す人がいないなーってときに「まわす人

 

を担うことが多い気がしています。

 

もーちゃん

私としては、「話す人」を担うことは少ない気がしています。

 

誰かに振れば誰かが話し始め、会話が発展して(もしくは発展させて)いきますし、

自分の話をするにしても、短く終わって、次の人に振るよう心がけています。

 

もーちゃん

油断しちゃうと話過ぎてしまうので笑

 

また、個人的に気をつけているのが、各役割の人をサポートすることです。

 

例えば、

 

  • 今日は「聞く人」を担ってたけど、別の「まわす人」が長く喋り始めちゃった・・・。
    →「〇〇さんはどう?」と別の人に話を振ったり、足りない飲み物をオーダーしたり(=「まわす人」をサポート

 

あと、「まわす人」を担うときは、無理せずに「さり気なさ」を意識しています。

 

あー、わかる気がする。「気を遣ってます」感を出し過ぎると、ちょっとしらけちゃうもんね。

もーちゃん

そうなんですよねー。

 

ちなみに、(完全に主観ですが、)この役割を見極めるスキルは合コン等で活きた気がします(笑)

 

すぐ取り入れます!!!

 

まとめ

人間関係の構築で大切なものは、雑談です。

雑談で大切なことは、相手に安心感や心地良さを与え、「この人と話したい」と思われることです。

本書を読めば、雑談の一流の技術を身につけることができ、良い人間関係の構築を可能にします。

 

一流は、相手に焦点を当てる

一流は、相手に焦点を当てて、雑談をします。

話題の中心が相手になるようにすれば、相手は気持ちよく話してくれます。

 

もーちゃん

人は自分の話をしたい生き物です。

 

一流は、話させ上手

一流は、質問を使って、相手の話を引き出します。

具体的な雑談のテーマや話の引き出す手法の例は下記のとおりです。

 

  • 「毎日すること」をテーマに話す(食事、運動、仕事、お金、睡眠)
  • 話を進める接続詞で話させる(「ということは」、「ちなみに」etc)
  • 相手との相違点に興味を持ち、相違点から話を広げる etc

 

もーちゃん

これらは一部で、本書にはもっと多くの手法が載っています。ぜひ読んでみてくださいね!

 

一流は、あえて隙を見せる

一流は、あえて隙を見せて、相手に安心感を与えます。

少し抜けている自分について開示することで、相手に親しみやすい印象を与えます。

結果、周りの人から可愛がられ、助けてもらいやすくなります。

 

もーちゃん

人に教えてもらうときも、自分を下げつつお願いすると、すんなり教えてもらえることが多いです。

 

一流は、役割を見極める

飲み会などの多人数の雑談の場合、一流は、自分の役割を見極め、不足している役割を担います。

 

  1. まわす人
  2. 話す人
  3. 聞く人

 

一流は、不足している役割を担うことで、場を最適化するのです。

 

ただ自分が話して場を盛り上げればいい訳じゃないんだね!

 

雑談で大切なのは、話の内容や面白さではなく、技術であることをご理解いただけたでしょうか?

また、本書に載っている技術は、意識していれば誰でもできるような技術ばかりです。

 

もーちゃん

すぐ取り入れられますよね!

 

本書には、紹介しきれなかった内容がまだまだ沢山書かれていますので、ぜひ読んでみてください。

 

ではでは~

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