こんにちは、もーちゃんです!
今回は、『人生は楽しいかい?』(ゲオルギー・システマスキー、北川貴英)を紹介させていただきます。
もーちゃん
本書は、
自分の「本当の力」を発揮し、本当の自分を取り戻すことで、人生を楽しむ
そのための知恵や技術を教えてくれる本
です。
自分の「本当の力」を発揮するために大事なことは「平常心」。
「平常心」とは、緊張しすぎていない、リラックスしすぎていない状態のことです。
本書では、「平常心」を保つための知恵や技術を、
「システマ」というロシア特殊部隊で生まれた武芸の考え方をもとに説明されていきます。
もーちゃん
本書を読む前は、私も正直、胡散臭いイメージがありました(笑)
しかし、本書を読み終わった今は、「人生を好転させるメソッド」として学びが多いものだと思っています。
本書は、「僕」を主人公とした小説形式で書かれています。
- 「人生が楽しくない」と考えている冴えないサラリーマンの主人公「僕」
- 謎の関西弁ロシア人の「ゲオ」
ある日、「僕」は「ゲオ」と出会い、「ゲオ」からシステマの考えをもとにした指令を出される。
「僕」は指令をクリアしながら、自分の「本当の力」を発揮し、自分らしく生きれるように成長していく。
そんなストーリーです。
もーちゃん
もーちゃん
「ゲオ」から出される指令は全部で17つ。
【ゲオからの指令】
- 「よかったこと」に目を向ける
- ゆっくりやる
- 知る
- 距離を測る
- 呼吸する
- 姿勢を整える
- 視点を動かす
- 限界に触れる
- 最悪を想定する
- 動き続ける
- 力む
- 成功体験を忘れる
- 相手を観察する
- 衝突をコント ロールする
- 分かち合う
- 任せる
- 生きろ
もーちゃん
※本記事は私の勝手な主観で書籍を紹介します。内容や解釈等が異なる点があるかと思いますがご容赦ください。正確な内容は実際の書籍をお読みいただければ幸いです。
目次
ゆっくりやる
「ゆっくりやる」ように心がけてみましょう。
もーちゃん
多くの人は、意味なく急いで、焦っていることが多く、「平常心」を保つことができていません。
「平常心」でいられないと、大切なことを見落とし、「本当の力」を発揮できなくなります。
もーちゃん
「ゆっくりやる」を意識してみましょう。
余裕が生まれ、違った側面が見えてきます。
気づきが生まれ、ミスが減ります。
結果、かえって生産的になることが多いです。
もーちゃん
【「ゆっくりやる」の効果の例 ※もーちゃんの個人的な感想です。】
- 仕事等での作業中
→気づきが生まれやすく、別の効率的なやり方等を発見しやすい。ミスが起こりにくい。
- 対人対応(顧客、仕事相手など)
→余裕をもって話を聞くことができる。自分が落ち着いていると相手も落ち着きやすく、結果的に対応がスムーズになる。
- 突発的な緊急対応、ミス発生時の緊急対応など
→アワアワしなくなる。一旦落ち着ける。焦らずに次の対応の検討ができるようになる。
たしかに、仕事にスピードは大切ですが、1分1秒を争う仕事というのは少ないものです。
なおかつ、「急ぐだけ」で上がるスピードなんてたかが知れています。
もーちゃん
「ゆっくりやる」
ぜひ取り入れてみてください!
距離を測る
対人関係で人が受けるストレスは、相手との距離で変わります。
緊張しすぎない、ちょうどいい距離を見つけ、相手との距離を取りましょう。
「平常心」を保つことができます。
もーちゃん
【もーちゃんがよくやる「距離の取り方」の例】
- 苦手な上司との会話中、一歩下がってみる。
- 苦手な顧客との商談中、少し席を引いてみる。
- 煮詰まった会議中、少し席を引き、周りを眺めてみる。 etc
恐怖心や緊張感は、人間本来に備わっている「センサー」であり、
対象から「いつでも逃げられる」距離を取ることで、余裕が生まれ、「平常心」を保つことができるそうです。
もーちゃん
なお、本書に書かれてはいませんが、私としては、「心の」距離についても意識して生活をしています。
苦手な相手や事象から「心の」距離を置くことで、無駄に苦しくならないよう、「平常心」を保てるよう、意識しています。
【もーちゃんの「心の」距離の取り方の例】
- 苦手な相手(上司、顧客など)と無理に仲良くしない。関係性を割り切る。
→感情的にならず、落ち着いた対応ができる。 - 煮詰まった会議中、心の中で少し距離を置き、議題の整理や本来の目的整理をする。無理に発言しようとしない。
→焦らず考えるべきことを整理できる。無駄な発言で場を混乱させない。 - 突発的な緊急対応時(ミス発覚など)、焦る自分を客観視する感覚を意識し、「まあ、死ぬわけじゃないし」と開き直る。
→冷静になり、次の対応策を考えれるようになる。
もーちゃん
最悪を想定する
最悪を想定しておきましょう。
何が起きても「平常心」を保ち、最善の対応ができる自分でいるため、
万が一の最悪の事態を想定し、心と身体の準備をしておきましょう。
もーちゃん
もーちゃん
私も特に仕事の場面で、「最悪を想定する」をよく使います。
なお、私の場合、時間をかけない程度に対策も考えるようにしています。
その方が自分的に「平常心」でいられるからです。
※本書の著者は、最悪の事態の対策を考える必要はない、と言っています。対策を考えたところで、想定どおりの事態が起きる確率は低いからです。
もーちゃん
もーちゃん
【もーちゃんの「最悪を想定する」の例】
- 最悪の事態を想定。
- 最悪ではないが、起こりうる他の事態も想定。
- 1、2について、次の行動までイメージしておく。
→「こういう事態になったらこうしよう。」、「この人に相談しよう。」etc - 可能な範囲で行動しておく。
→「こういう事態が想定されるからこれを調べておこう。」、「この人に話を通しておこう。」etc
※想定どおりには進まないので、あくまで時間をかけない程度に。
もーちゃん
まとめ
もーちゃん
本書は、
自分の「本当の力」を発揮することで、人生を楽しむ
そのための知恵や技術を教えてくれる本です。
もーちゃん
「システマ」というロシア特殊部隊で生まれた武芸の考え方をもとに、
主人公「僕」が、謎の関西弁ロシア人の「ゲオ」から指令を受け、成長していく
・・・というストーリーの小説形式で、わかりやすく説明されていきます。
もーちゃん
ゆっくりやる
無駄に急いで、焦って、逆に非生産的になっている人が多いのではないでしょうか。
「ゆっくりやる」を意識してみましょう。
余裕が生まれ、結果、生産的になることが多いです。
距離を測る
緊張しすぎない、ちょうどいい距離を見つけ、相手との距離を取りましょう。
「平常心」を保つことができます。
もーちゃん
最悪を想定する
万が一の最悪の事態を想定し、心と身体の準備をしておきましょう。
最悪をシュミレーションしておけば、何が起きても「まだやれることはある!」と前向きに行動できます。
「ゲオ」から指令(全17つ)は以下のとおり。
【ゲオからの指令】
- 「よかったこと」に目を向ける
- ゆっくりやる
- 知る
- 距離を測る
- 呼吸する
- 姿勢を整える
- 視点を動かす
- 限界に触れる
- 最悪を想定する
- 動き続ける
- 力む
- 成功体験を忘れる
- 相手を観察する
- 衝突をコント ロールする
- 分かち合う
- 任せる
- 生きろ
他の指令もためになるものばかりですので、ぜひ読んでみてください!
また、オーディオブックでの「聴く読書」もおすすめの作品です。
小説なので会話等も多く、オーディオブックの方が物語や情景が頭に入ってきやすいと思います!
もーちゃん
ではでは~